美肌を支える黒にんにくの抗酸化・血流改善作用!
韓国では、韓流スターに限らず、老若男女、肌の綺麗な人が多いです。その理由は、料理に使われるにんにくのおかげと言われています。韓国で消費されるにんにくの量は、一人あたりで日本のおよそ20倍ともいわれています。毎日摂っているにんにくが美しい肌と健康を支えていたのです。
美肌に欠かせない抗酸化作用
- 肌を美しく保つポイントの一つは、「体内に発生する活性酸素を取り除くこと」と言われてます。活性酸素には体内に入り込んだ菌を殺す、大切な働きがあるのですが、大量発生してしまうと自分の細胞を酸化させて、老化を進めたり、しみやしわの原因になります。
- そこで注目したいのが抗酸化作用です。ビタミンCやビタミンEなどが持つこの働きは、活性酸素を除去してくれるのです。この抗酸化作用が、にんにくに含まれる成分・アリシンに存在します。

- アリシンとは、にんにくやネギなどに含まれる成分で、独特な臭いの素となっている成分です。アリシンは、硫化アリルの一種で、特に強力な抗酸化作用があります。また、アリシンは、ビタミンB1と結合してアリチアミンという物質に変化します。アリチアミンは、ビタミンB1の吸収を助け、呼吸や体温保持、神経伝達といった、いわゆる生命維持活動(エネルギー代謝)を促進させます。これにより、体内にたまった疲労物質の乳酸が除去され、疲労回復へとつながります。また、アリチアミンは体内に蓄えられるため、持続的な疲労回復効果が期待できます。
- このにんにくの抗酸化作用が、熟成黒にんにくではさらに強力になります。水で抽出される成分(水溶性成分)とアルコールで抽出される成分(脂溶性成分)を測定した結果、通常のにんにくに比べ水溶性成分の抗酸化力は69.5倍、脂溶性成分の抗酸化力は874.6倍ときわめて高い活性を確認しました。

- 水溶性の成分は体内でビタミンCと同じように体液の活性酸素を除去し、脂溶性成分はビタミンEと同じように細胞膜や脂質の酸化を防ぎます。水溶性、脂溶性の抗酸化物質を同時に取ることで、体内で広範囲の成分の酸化を防止できます。
- 熟成により生にんにくには存在しないS-アリルシステインやS‐アリルメルカプトシステインという新しい成分が出現する事が知られています。S-アリルシステインは水溶性の硫黄化合物で経口摂取後ほとんどが血中に吸収されます。ラットの試験では、経口摂取後の血漿中、肝臓、腎臓、肺などの臓器のS-アリルシステインの濃度は15~30分という短時間でピークに達しています。
暖めて美肌-血流改善で全身美肌へ
毛細血管を意識した美肌とアンチエイジングに
- 血液の循環が良いことが健康であるというのは、異論のないことですが、とくに重要なことが毛細血管の循環です。肌に酸素と栄養を供給し、炭酸ガスと老廃物を回収します。毛細血管の循環が良いかどうかで、からだの細胞の代謝と活性が決まるのです。
- 美しい肌は細胞の一つ一つが健康でなければ手に入れることはできません。そのために栄養・水・O2(酸素)を絶え間なく送り続ける事が必用です。血液の流れが滞ると皮膚細胞への、栄養・水・O2(酸素)が不足し、老廃物も回収されず溜まっていきます。新陳代謝は悪くなり、肌も弾力を失い、顔色も悪くなります。
- 乾燥により表皮細胞、角質は水分を失い、肌のしなやかさを失わせ、しわの原因となります。また紫外線によって傷つけられた肌は弾力を失ってしまいます。こんなダメージを受けた肌を修復するのは、血液中の栄養・水・O2(酸素)なのです。血流が悪ければダメージを受けたままになってしまいます。
からだが冷えていて血流が悪くなった状態では、肌の上からどんなに高価な化粧品を使ってもトラブルは解決できません。酸素と栄養が届かなければ本当の美肌は手にできないのです。 - 血液の流れが毛細血管の末端までスムーズであることが美肌への条件といえます。美容のために行うマッサージも、入浴も、毛細血管の血流を良くするので、肌も生き生きとした桜色になります。艶があり、しなやかで、弾力に富む美肌にするためには、からだを温めて血行をよくし、肌の細胞の新陳代謝を高める事が大切です。その結果、新しい肌を作る細胞の働きが活発になり、きれいな皮膚が表に出てくるようになります。こうして新しい肌が作られるのです。
- にんにくは血管を広げる働き、血液の流動性を高める働きにより血液循環を良くします。さらに、代謝を高めることで、身体の中から発熱を高めて、冷えを改善します。血流を良くして、からだの中から熱を生み体温を高めることで、皮膚温を上昇させ、冷えやしびれを改善する事が確認されています。熟成黒にんにくには、生にんにく以上の血液循環や冷え改善の働きが認められているのです。
前山クリニック・虎ノ門 院長 前山 和宏先生
平成2年、日本大学医学部卒業。医療法人社団 同友会クリニック院長を経て現在に至る。「どんな手段を使っても病気を治す」という信念のもと、診療にあたっている。
